初めてのニューヨーク旅行を決めたのは、友達といつものようにカフェで話していた時でした。
チケットを買った途端に「ここには絶対行きたい！」と友達が見せてくれたのがこのDia:Beaconの写真。
美大出身の私たちは普段からよく一緒に美術館やギャラリーに行ってたので私は疑うことなく賛成しました。

そして当日の朝、わたしたちはGrand Central Terminalに向かいました。
雪がポロポロ降ってきたところで列車に乗りました。
Beaconに近くと窓から白い雪に負われた広原が見えました。
1時間半ほど走ってBeacon駅に降りると静かな街並みを目にしました。
チケットの代わりにもらったのはこのバッジ。

アルミのような薄い金属の素材になっていて、上の部分を折って服にかけたりして入場可能であることを示すものとなっていました。
アジア圏では見ない形なのでとても新鮮に感じました。
この日の午後に行ったThe Morgan Library & Museumでもこの形のバッジをもらいました。その話はまた後日書きます。

広い廃工場を改装したこの美術館の作品からは現代アートの自由さを感じました。
抑制や強圧から離れたアーティストの心の開放が伝わってきます。

アート作品というの枠を壊したような印象を強く受けました。
アート好きでなくても想像力を超える出会いがあって楽しめると思うので、是非おすすめしたい場所です。

中にはカフェスペースがあり、軽食と飲み物が用意されていました。周りにお店が少ないため、かなりの人々が並んでいました。
その隣にはブックストアもついていて様々なジャンルのアート本が多く置かれていました。

街並みの風景、作品、そして出会った人々に癒された日でした。
またニューヨークに行く機会があれば、違う季節のBeaconの様子も見たいなと思います。